2023秋 台湾旅④

3日目は台南移動の日。

台湾に何度も行ったことがある、と言いながら、実は毎回、台北IN⇨台北OUTだったのだけど、長めにお休みが取れたので、今回は台南と高雄(高雄は大きな括りでは台南かな?)まで足をのばすことに。

初めて台湾高鉄(HSR)に乗るので、出発前にチケットも予約していた。HPは日本語表示されるので、かなり安心して予約できた。

台湾高鐵 | Taiwan High Speed Rail
台湾高速铁路は、旅客に安全で迅速な輸送サービスを提供することを最優先としており、「進歩をリードし、素晴らしい生活を創造するプラットフォームとなること」をビジョンとしています。

今回は台北駅からの乗車だったが、チケット予約時に『桃園駅』があることを発見!

次は桃園国際空港に到着したその足で台南に向かうのもありだな、とかまだ今回出発してもいないのに、次回の旅程まで立てそうになった・・・。(せっかちにもほどがある)

移動当日の朝にどれくらい前日の疲労が残っているかも読めなかったので、ゆっくり目の10時台で予約していたが、もし起きられたら早めに行って、チケットを早めてもらうなり、自由席に乗るなりすれば良いかなとか、日本の新幹線システムを勝手に横スライドさせて考えていたが、しかし!!

窓口で交渉するとダメだと言われ、じゃぁ自由席にでも乗るかーと改札に入ろうとすると、時間が早すぎるので入場できない、と改札機に止められた。(仕組みがしゅごい!!)

うーん、周りにお茶できそうなところはあるかな?と探してみたが、まだ早いせいかお店のシャッターも閉まっていて、結局時間が来るまで改札の前で待つしかなかった。※この時点で、だいぶ調査不足が否めない・・・

やっとこさ改札に入れて、待合にファミマだったかセブンだったかがあったので、おにぎりと水を購入。おにぎりは鶏肉飯と紅鮭〜。

そしてホームへ。平日の中途半端な時間だけど、結構並んでましたね。

台南までは9駅。所要時間は2時間ほど。楽しみだ〜!!

きたー!!乗ります!!

途中の景色はこんな感じ。道も何もない場所もあった。帰国後に知り合いの台湾人に聞くと、HSRは田舎を通しているので、HSRの駅と市街地はほぼ常に離れているらしい・・・。

そして、途中止まるはずの雲林を通過して1〜2分後、駅のないところで急に停止。何?何?言葉もわからんのにやめてや〜と焦っていると、機器故障的な英字アナウンスが流れた。そして、もう少し待っていると、茶色?の制服姿っぽいおじさまが、焦った表情で進行方向と逆にツカツカと歩いていって、しばらくしてから、車両が逆向けに走り出した。

母と、え?え?新幹線って逆走行するん?!?!と騒いでいるうちに、先ほど見た気がする雲林に到着。恐らく、HSRはある程度自動運転しているのだろうと推測。停止するはずの雲林でなぜか、システムが正常に動かずに通過したと思われ、これも、知り合いの台湾人に聞いてみたが、前代未聞らしい。めちゃめちゃ珍しい経験をしたようだ!!

そうこうしている間に30分遅れくらいで台南到着。駅はキレイ〜。そして明らかに台北よりあたたかい。あたたかいというか、暑いぐらいかも。

さすが台南、南部の中心地の駅は立派なのね〜とか思っていたら、この後に地獄が待っていた・・・

上の写真の正面から出たところにバスターミナルがあり、バスの行き先を見てみたが、思ったバスがない、じゃぁとりあえず先に、ホテルに荷物でも預けようかとホテルを探したが、今夜泊まるホテルも見つからない。ここはどこ・・・・????

たまたま迷い込んだ三井アウトレットパークのInformationで聞くと、翻訳ツールで「電車に乗ってください」という日本語を見せられ、さらにパニックに。

とりあえず駅に戻って、駅のInformationで確認したところ、なんと、「ここはHSRの台南駅だけど、観光地の台南に行きたいのであれば隣接しているASRの沙崙駅から電車に乗ってください。ここは沙崙です。」と言われ、やっと意味がわかった(準備不足によるミスを受け入れたくなくて脳が拒否していただけかも・・・)

確かに、さっき現在地をGoogleMapで見たら、山の中やったんよな。(今さら。やっと受け入れ始めた。)

母がいるので、内心焦りながら、ASRの切符売り場に移動。よしよし、沙崙があって台南がある、合ってる!このあたりから、念入りに確認するようになる。(最初からやれ。)

切符購入。25ドルというと100円。100円で行ける範囲ということは、それほど遠くないのかしら?と推測しつつ、いや田舎だからそうじゃない可能性も、などグルグル考えつつ、電車に乗り込む。

電車は、地方のローカル列車という感じで、人もそんなに多くない。臭豆腐か何かを持ったおじいさんが車両の一番端っこに乗っていたのだが、強烈な臭いだった。台南あるある??

とりあえず、電車が発車したので、乗れたことにホッとしつつ、車窓を眺めながら、明らかな準備不足について頭をめぐらせ憂鬱になる・・・。今までの海外旅行ではそれなりに神経尖らせて前準備していたはずなのに、久々の旅行でボケていたのと、よく知っている台北でゆるんでいたんだなぁと猛省。

今度こそ本当に台南に到着し、スーツケースを駅前のロッカーに放り込んで(ホテルは市街地と逆側にあったので、時間的にこれ以上ロスできないと判断)とりあえずタクシーで街に出た。

もともとの予定では正午頃に到着する予定だったけど、なんだかんだで14時頃になっていたので、空腹がすごくて適当にお店に入る。これから台南観光をするのだけど、トラブルもあったし、ちょっと飲みたいな!ということで、頼んだ料理を待っている間に近くのセブンで台湾ビールを調達。

これは焼肉定食らしい。何というほどでもなかったが、空腹だったし心底ホッとしていたので、とても美味しく感じられた。母とシェアするって身振り手振りで説明すると、スプーン2つとお椀をつけてくれる優しさ。台南の人も優しいなぁ。

とりあえず、台南に移動するところまでで色々ありすぎたので、台南観光は次回に!

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